ランクセスが1月29日、2020年度第4四半期の業績(速報値)を発表した。それによると、特別項目を除いたEBITDAは、2億ユーロを達成する見込みで、これは市場予測値の平均(1億8100万ユーロ)を10%上回った。
第4四半期は、自動車業界から予想以上に需要が拡大し、主に同業界に供給する、エンジニアリングマテリアルズ部門が好調に推移した。また、アドバンスト中間体部門とスペシャリティアディティブス部門も予想を上回る事業展開となった。
コンシューマープロテクション部門は、予想通りの好業績となった。これらの好業績は、エンジニアリングマテリアルズ部門のベルギー拠点の計画外となる稼動停止および為替のマイナスの影響(米ドル)を相殺する以上の結果となった。
2021年02月01日