東ソーは2月2日、安達徹取締役常務執行役員らが出席し、電話会議による21年3月期第3四半期決算説明会を開催した。それによると、21年3月期第3四半期売上高は5166億4300万円で前年同期比12・7%減、営業利益は506億円で同23・1%減、経常利益は512億4800万円で同26・9%減、四半期純利益は344億8800万円で同25・4%減となった。
セグメントのうち、石油化学事業の売上高は910億円で同27・2%減、営業利益は29億円で同68・2%減少となった。製品別では、クロロプレンゴム(CR)は第3四半期に入り数量が増えている。経済活動の再開を受け、自動車産業を始め、各種産業資材用の需要も回復しており、「CRについてはインドへの輸出が非常に好調なことに加え、各種工業用