日本ゴム工業会・ゴム板部会がまとめた2020年のゴム板の生産・出荷実績によると、合計生産量は1万6861tで前年同期比14・2%減、出荷量は1万7109tで同12・4%減となった。
ゴム板は、自動車を始め半導体関連、土木関連など幅広い産業分野に使われることから、「景気のバロメーター」と称され、景気動向に合わせてゴム板の生産量・出荷量も増減する傾向にある。20年はコロナ感染拡大を受け、緊急事態宣言が全都道府県に発出され、自動車産業を始め、半導体や一般産業機械などさまざまな企業が一部工場の
全文:約690文字