ブリヂストンは2月1日、NEXT Logistics Japan(以下、NLJ)に出資することに合意したと発表した。NLJは2018年に日野自動車の子会社として創立され、様々な企業パートナーとともに、「ドライバー不足によりモノが運べなくなる」という社会課題解決に向けた新たな幹線輸送スキーム構築の事業化を推進している。
NLJが構築する輸送スキームの実行を通じて、同社はタイヤ物流に関するノウハウ向上とその効率化・高度化を図る。また、タイヤ内圧情報の遠隔モニタリングツール「Tirematics」のトライアル導入により、タイヤ起因のトラブル未然防止や車両稼働の最大化、タイヤメンテナンス整備作業の合理化・「軽労化」への貢献も目指す。
同社の東正浩グローバルCOOは、「ブリヂストンは、『2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供する会社』を目指し、多様なイノベーションによる『断トツソリューション』の提供を推進している。NLJが目指す社会課題の解決に資する新しい物流の実現に向けても、タイヤを起点としたソリューション提供によって積極的に貢献していきたいと考えている」と述べている。
同社は、「断トツ商品」「断トツサービス」「断トツサービスネットワーク」とデジタル技術を組み合わせた独自のプラットフォーム「Bridgestone T&DPaaS」をベースとした「断トツソリューション」提供を目指し、想いを共有する多様なパートナーと連携しながら、更なる社会価値・顧客価値の共創に努めていくとしている。