日本グッドイヤーは2月1日、ミニバン専用タイヤ「エフィシェントグリップRVF02」を3月1日より発売すると発表した。全40サイズで、価格はオープン価格。
グッドイヤーのエフィシェントグリップシリーズは、トータルバランスを重視した乗用車向けのブランドであり、スタンダードクラスの「エフィシェントグリップ エコEG02」、ミッドクラスの「エフィシェントグリップ コンフォート」、ラグジュアリークラスの「エフィシェントグリップ・パフォーマンス」に、今回の「エフィシェントグリップRVF02」が加わることで、より多くの車種に対応できるようになる。
「エフィシェントグリップRVF02」の開発においては、ミニバンの特徴である車高の高さによる横揺れの軽減と車内の静粛性の改善を図り、「快適性」の向上を実現した。また、同時に、転がり抵抗も軽減させ、全40サイズでAAとなり「経済性」の向上も実現している。
特徴として、「ピッチ数の最適化によりパターンノイズを14%低減」「接地形状の最適化でロードノイズを9%低減」「路面からの衝撃を分散し、振動を抑制。乗り心地の向上に貢献」の3つが挙げられる。
「ピッチ数の最適化によりパターンノイズを14%低減」では、大きさが異なる5つのショルダーブロックの配列を最適化している。ピッチ数を増やし、ランダムに配置することで路面からのピッチ音(叩き音)を分散、パターンノイズとピッチノイズの低減に貢献する。
「接地形状の最適化でロードノイズを9%低減」では、ガタつきのあった接地形状を、滑らかになるよう最適化した。路面へ徐々に接地するため衝撃が緩和され静粛性が向上している。
「路面からの衝撃を分散し、振動を抑制。乗り心地の向上に貢献」では、トレッド内部のベルトおよびオーバーレイヤーと、サイドのプロファイルを最適化することで路面からの衝撃を緩和し、上質な乗り心地を実現している。