減収も純利益は大幅増 住友ゴム工業1~12月期

2021年02月10日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は2月9日、オンラインによる決算説明会を開催し、山本悟社長が20年度通期業績と21年度通期業績予想の説明を行った。
 20年度通期業績(IFRS)は、売上収益が7908億1700万円で前期比11・5%減、事業利益が433億8800万円で同20・2%減、営業利益は387億100万円で同17・0%増、当期利益は225億9600万円で同87・2%増となった。売上収益と事業利益は前年実績を下回ったが、のれん・固定資産の減損損失の計上が大きく減少したことなどで営業利益は増益、当期利益は大幅な増益となった。

 20年度のタイヤ事業の売上収益は6798億6000万円で同11・4%減、事業利益は409億4900万円で同12・3%減。20年度のタイヤ事業について山本社長は「コロナ影響で上半期のタイヤ需要が大きく低迷したが、下半期は

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