ユーシン精機の2021年3月期第3四半期連結決算は、売上高が127億1300万円で前年同期比16・3%減となった。営業利益は15億1500万円で同7・1%減、経常利益は15億6700万円で同0・6%減、親会社株主に帰属する四半期純利益は11億2800万円で同0・2%減となった。
当四半期については、売上高は北米では医療関係を中心に堅調に推移したものの、設備投資意欲の減退により日本での取出ロボットの販売が前年同期比で減少した。また、欧州での特注機は一定の売上があったものの、納品時期の違いにより、前年同期比では減少となった。営業利益については、引き続き経費削減に努めたものの、連結売上高の減少により前年同期比で減益となった。
通期の連結業績予想は前回8月5日の発表から上方修正されており、売上高が175億円で前期比12・6%減、営業利益が21億円で同9・1%減、経常利益が21億5000万円でそ12・6%減、親会社株主に帰属する純利益が15億3000万円を見込んでいる。