日経ARA準グランプリ受賞 三菱ケミHDの統合報告書

2021年02月15日

ゴムタイムス社

 三菱ケミカルホールディングスは2月12日、同社の発行する「KAITEKIレポート2020」が、日経アニュアルリポートアウォード2020において「準グランプリ」を受賞したと発表した。同社としては、過去3回(2017~2019年)受賞した「優秀賞」に続く受賞となる。

 「日経アニュアルリポートアウォード」は、日本企業が発行するアニュアルリポートの更なる充実と普及を目的として、1998年より毎年開催されている。現役のファンドマネージャーやアナリスト等が、多岐にわたる審査基準により厳正に審査を行い、特に優れたレポートを表彰するもので、今年度は132社が参加し、その中からグランプリ1社、準グランプリ3社、特別賞3社、優秀賞14社が選出された。

 同社が発行した「KAITEKIレポート2020」は、「ありたい姿からバックキャストした価値創造ストーリーは秀逸かつ具体的である。また『KAITEKI Vision30』は洞察に満ちており、ESG課題を自然な形で統合しており、他社の参考になる総合的に高いレベルのリポートである」と高い評価を得た。

 「KAITEKIレポート2020」では、2050年の未来像からバックキャストし2030年のあるべき企業像と成長の道筋を明確にした中長期経営基本戦略「KAITEKI Vison30」や、中期経営計画「APTSIS20」のもとで取り組んでいた事業ポートフォリオ経営を中心とした事業活動の進捗と今後の成長戦略等に関する報告を行っている。さらに、トップメッセージ、コーポレートガバナンス、環境・社会への取り組みなど、ESGファクターの情報発信を一層強化した。

 今後も同社は、株主・投資家をはじめとするステークホルダーに同社の取り組みを理解してもらうため、「KAITEKIレポート」のさらなる改善・充実に努めていくとしている。

 

KAITEKIレポート2020

KAITEKIレポート2020

 

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