TOYO TIREは2月15日、オンラインによる決算説明会を開催し、清水隆史社長らが20年度通期業績と21年度通期業績予想の説明を行った。
売上高が3437億6400万円で前期比8・9%減、営業利益が363億2800万円で同5・5%減、経常利益が308億8700万円で同15・7%減で減収減益となった。
当期純利益は同116億8200万円で同52・3%減となり、これはマレーシアSilverstone工場の生産終了などに伴う減損損失62億円などを特別損失に計上したもの。
清水社長は「コロナ禍の影響を受けながらも、収益のインパクトは一ケタ台に留め、昨年11月に上方修正した予想を上回る着地となった」と総括した。
具体的な営業利益の増減要因では、販管費の24億円、原材料の73億円、償却変更の48億円、自動車部品事業の9億円が増益要因となったものの、販売要因の116億円、製造コストの34億円、為替の26億円が減益要因となり、合計21億円の減益となっている。
2021年02月17日