ブリヂストンの石橋秀一代表執行役グローバルCEOは2月16日に開いたオンライン会見で2021年から2023年までの3年間を実行期間とする中期事業計画を発表し、「2021年から2023年までに国内外の生産拠点160拠点(2019年)のうち約4割を削減する」と言及した。
生産拠点の再編では、同社は2020年にフランスベチューン工場(協議中)、南アフリカのポート・エリザベス工場(20年11月15日閉鎖)の2拠点の再編を発表するなど、中長期的に再編を検討し実行している。そして今回策定した中期事業計画では、23年までにタイヤ工場を始め、非タイヤの多角化事業を含む同社グループの生産拠点160拠点のうち約4割を削減する。
オンライン会見では、生産拠点の再編に関する質問が集中した。拠点削減4割