横浜ゴムは2月17日、世界的なESG(環境・社会・ガバナンス)投資指数「FTSE4グッド・インデックス・シリーズ」および「FTSEブロッサム・ジャパン・インデックス」の構成銘柄に選定されたと発表した。「FTSE4グッド・インデックス・シリーズ」には16年連続で選定されており、同社のESG活動や情報開示の姿勢は長年にわたり世界的に高く評価されている。また「FTSEブロッサム・ジャパン・インデックス」には4年連続で選定されている。
近年、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた取り組みが世界中で活発化しており、財務情報以外に環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の観点から企業を評価する「ESG投資」への関心は益々高まっている。そうした中、世界中の投資家が注目するESGを重要視したインデックスが幅広く活用されている。
「FTSE4グッド・インデックス・シリーズ」および「FTSEブロッサム・ジャパン・インデックス」はフィッツィー・ラッセル社が開発・提供するインデックスで、「FTSE4グッド・インデックス・シリーズ」はESG投資を行う投資家の重要な投資選択基準として世界的に活用されている。「FTSEブロッサム・ジャパン・インデックス」はESG対応に優れた日本企業のパフォーマンスを測定するために設計され、年金積立金管理運用(GPIF)が採用したESG投資のための4つの指数のひとつに選定されている。
同社グループは、ESGを重要な経営戦略のひとつと位置づけている。同社は、今後も事業を通じて環境課題、社会課題、コーポレート・ガバナンスの強化に取り組み、同社グループの持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図っていくとしている。