建築ガスケット工業会は25日、東京・虎ノ門の航空会館で2011年度通常総会、懇親会を開催、正・特別・賛助の各会員計29社が出席した。
総会では10年度事業報告、JIS A5756改正準備委員会、ISO5892建築用構造ガスケット改正対応分科会、JIS改正活動報告および同年度決算報告、同監査報告をともに承認、次に11年度事業計画案の目玉であるISO/TC45関係事業とりわけ今年10月にパシフィコ横浜で開催される「ISO/TC45国際会議YOKOHAMA」への委員派遣、JIS改正原案・建築用構造ガスケットの新規制定作成委員会、その他調査・研究事業および同年度予算案報告をいずれも承認し、理事会決議報告を行った。
夕方の懇親会では、堀田会長が、同会として東日本大震災に義捐金100万円を送ったと報告。続けて「3年前にISO国際会議で構造ガスケット規格の廃止案が出たが我われは反対し、代わりに日本提案規格を提出。17ヵ国の賛同を得た。この日本の取り組み努力は誇りに思っていいのでは。
材価高騰、内需縮減など市場環境は厳しい。会員企業はお互いをライバルとみなすのでなく、海外メーカーとこそ競い合い、会員は情報交換を行うことで前進して行きたい」とスピーチした。
2011年05月30日