TOYOTIREは2月25日、2021年から2025年の5ヵ年の新中期経営計画「中計’21」を策定したと発表した。
最終年度となる2025年に、連結営業利益を600億円、連結営業利益率14%、差別化商品などの重点商品の販売構成比率55%を目指していく。
記者会見した清水隆史社長は、「中計’21」の目指すべき姿には「グローバルでの全機能連携を通じ、変化への迅速・柔軟に適応する力を強化」を掲げ、「量を追う拡大ではなく、質の変質による成長を目指し、独自の強みを常に生み出せる企業にしていきたい」と次の5年間の決意を示した。
「中計’21」では、「第二の創業」を機としたグローバル戦略による企業価値増大を目指し、技術、地域、新車向け、生産・供給、ソリューションビジネス化に向けた取り組みの5項目を成長戦略として優先的に取り組んでいく。
最重要市場と位置づける北米地域では、ワイドトラック用タイヤの増販、オールシーズンタイヤなどの新需要の開拓など、強みを磨き上げた差別化商品群を継続的かつ重点的に投下し、北米販売シェア5位を目指す。
欧州・日本・アジア地域では、地域特
2021年02月26日