豊田合成は2月26日、国際的な環境非営利団体であるCDPが実施する企業調査の「サプライヤー・エンゲージメント評価」において、最高評価のAランクを2年連続で獲得したと発表した。
同評価は、気候変動に対する企業の取り組みを「ガバナンス」「目標」「スコープ3排出量」「サプライヤーとの協働」の4項目から調査し、その評価によって8つのランクに格付けされる。今年は世界5700社以上の企業が対象となった。
今年度の同社は、サプライヤーとの連携によるCO2低減、スコープ3の排出量の情報開示、気候変動対策などの取り組みが高く評価された。
同社は、豊かな地球を未来に残すことを企業の使命と捉え、長期環境目標(TG2050環境チャレンジ)において、2050年までにCO2排出量を極小化するなどの高い目標を掲げている。今後も国内外のグループ会社や仕入先が一体となり、持続可能な社会の実現に向け、環境に配慮した事業活動を推進していくとしている。