横浜ゴムは3月1日、日本赤十字社が1日~31日に実施する「ACTION!防災・減災―命のために今うごく―」の趣旨に賛同し、同プロジェクトに取り組むと発表した。
「ACTION!防災・減災」は、今もなお被災地で苦しんでいる人たちに思いを寄せるとともに、災害で得た教訓や経験を生かし、将来起こりうる災害に対応する力を社会全体で育んでいく活動で、毎年、東日本大震災が起きた3月を中心に全国の企業・団体、ボランティアと一丸となって取り組んでいる。同社の日本赤十字社実施のプロジェクトへの参加は今回で3度目となる。
同社は、防火・防災活動の推進とBCP(事業継続計画)の整備を進め、防災・減災体制を強化している。同プロジェクトへの参加により、東日本大震災の記憶を風化させず、日頃の防災活動や災害への備えに対する意識向上を図る。
同社では、今年2月に新中期経営計画「ヨコハマ・トランスフォーメーション2023(YX2023)」を策定した。ESG経営においては「未来への思いやり」をスローガンとして掲げており、事業活動を通じた社会課題への貢献を進めていくとしている。