ブリヂストンは3月1日、同日に創立90周年を迎えたと発表した。
同社グループは、90周年を迎える今年を、100周年とその先へ向けた重要なマイルストンと位置づけ、「90th and beyond―90周年、その先へ」というテーマの下、同社グループのこれまでの歩みや、創立以来受け継がれてきた企業DNA、そして100周年とその先に向けた取り組みについて、様々な機会を通じて発信していく。また、こうした取り組みを通じ、従業員の一体感を深め、続く100周年とその先も、サステナブルなソリューションカンパニーとして、社会価値・顧客価値を持続的に提供し続ける会社であり続けることを目指すとしている。
創立90周年を記念して、同社はロゴマークを制定した。90周年という節目とその先へ続く未来を強調するとともに、繋がりを大切にしながら革新性やスピード感を持って進んでいく同社の決意を表現している。
また、同社企業サイト内に特設ページを開設し、同社のDNA、歴史、ビジョンを紹介する。併せて公式SNS・ブログを通じ、90周年にちなんだ「ブリヂストン日本の道90選」をはじめ、ステークホルダーに楽しんでもらえるコンテンツを用意している。
1931年の創立当時から、同社創業者の石橋正二郎氏は「永続する事業とは、社会に貢献する事業である」としていた。1968年に社是として制定された「最高の品質で社会に貢献」は、グローバル約14万人の同社グループ従業員が立ち返るべき使命として、現在も受け継がれている。この使命のもと、同社グループは、「2050年にサステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」というビジョンを掲げ、このビジョンの実現に向けて中長期事業戦略を推進している。創立100周年となる2031年とその先を見据え、同社グループはサステナビリティを経営の中核に据え、タイヤ・ゴム事業の強みを活かした独自のソリューション事業を通じて、社会価値の創造と顧客価値の創造を両立させ、競争優位を獲得することで持続可能な会社へ成長していくとしている。