国内外のレースをサポート ブリヂストン、MS活動計画

2021年03月08日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは3月4日、2021年のモータースポーツ活動計画を決定したと発表した。2021年も引き続き4輪レースでは主に「ポテンザ」ブランド、2輪レースでは主に「バトラックス」ブランドのタイヤで、トップカテゴリーレースからアマチュアドライバーによる参加型レースまで、国内外の様々なモータースポーツをサポートしていく。

 国内では4輪レースの「スーパーGT」や2輪の「全日本ロードレース」に、海外では同社グループが2025年までオフィシャルタイヤサプライヤーとして「ファイアストン」ブランドのタイヤをワンメイクで供給する北米の「NTTインディカー・シリーズ」や世界最高峰の2輪耐久レースである「FIM世界耐久選手権」などにタイヤを供給する。これら国内外のトップカテゴリーレースへのタイヤ供給を通じて、同社はタイヤの技術力向上を推進する。

 また、日本国内で行われる「トヨタGAZOOレーシング 86/BRZレース」や「全日本ジムカーナ選手権」「全日本カート選手権」「全日本モトクロス選手権」などのアマチュアドライバーも参戦可能な参加型レースにおいても、タイヤ供給を通じて多くの人に「走る楽しさ」を提供していく。

 同社グループは、「2050年にもサステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」というビジョンを掲げている。この新しいビジョンのもと、同社は次世代のモータースポーツもサポートしていく。世界初の高速自律走行レースである今秋10月にアメリカのインディアナポリスモータースピードウェイにて開催予定の「Indy Autonomous Challenge(IAC)」に新たにタイヤを提供、オーストラリアで開催される世界有数のソーラーカーレースである「Bridgestone World Solar Challenge(BWSC)」にも2030年まで継続してタイヤを提供していくとしている。

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