20年度手袋国内販売実績 家庭用は3年ぶり増加 コロナ禍で衛生意識向上

2021年03月12日

ゴムタイムス社

 日本グローブ工業会はこのほど、2020年度(1~12月)の家庭用・作業用・医療用手袋の国内販売数量実績(会員各社16社の合計値)を発表した。家庭用手袋は合計9500万6000双で前年比5・9%増となった。一方、作業用手袋は合計1億2569万6000双で同3・3%減となった。
 家庭用手袋のうちビニール手袋の販売数量は5538万1000双で同8・5%増、ゴム手袋は2886万5000双で同0・9%増、ニトリル手袋は1076万双で同6・5%増となった。家庭用手袋の品種別構成比はビニール手袋58%、ゴム手袋30%、ニトリル手袋11%となり、ビニール手袋は前年度比1ポイント増、ゴム手袋は同2ポイント減となっている。
 一般用極薄手袋(ディスポ、医療用を除く)は64億3871万4000枚で同22・2%増となった。
 作業用手袋の品種別では、全面コートの裏布付きタイプが2235万9000双で同8・6%減、裏布なしタイプは1165万8000双で同14・5%増。片面コートのゴム張りタイプは175万7000双で同16・6%減、ディップタイプ(A)は6768万1000双

 

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