ニッタ(大阪市浪速区、石切山靖順社長)のホース・チューブ製品の2021年3月期第3四半期(4~12月)売上は前年同期比16・6%減となった。自動車向けを除く一般産業用ホース・チューブ製品の需要動向は「2020年8月を底に緩やかに回復し、第4四半期はほぼ予算通りで進捗している」(同社)としている。
分野別では、半導体市場製造装置向けは2020年11月あたりから回復基調が鮮明となり、2021年度も堅調な動きが続く見通しだ。建設機械市場向けも第3四半期に入り回復し、機種別では、中型建機に比べミニ建機向けの回復が早いが、建設機械市場全体の本格回復には少し時間を要すると予想している。フォークリフト、ウィングルーフトラック等の産業車両、特装車両市場向けは前年を
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