カワイチ・テック(千葉県成田市、川口秀一社長)はSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを進めており、SDGsが掲げる17の目標に沿って事業を展開している。
最近の具体的に取り組みのひとつに、昨年10月に千葉県の「令和2年度千葉県医療機器等開発支援補助事業」の補助金等交付企業に選定された。
同社は「第2の心臓ポンプ作用を生体の外側から加えることにより足の痛みや疲労を和らげる製品の開発」の事業テーマで、千葉大学や国立がんセンターと連携し、同社の成形や混練技術を活かして開発を行った。現在は特許申請中。
開発した製品は足のふくらはぎに装着する製品であり、川口社長は「この開発はコロナ禍で従事する看護師に向けて開発が始まった。足のふくらはぎは、足の痛みや疲労の発生部位の大半を占めている。歩くことでマッサージ効果があり、痛みや疲労を緩和