からくり改善くふう展に出展 豊田合成、5作品を紹介

2021年03月19日

ゴムタイムス社

 豊田合成は3月17日、「からくり改善くふう展オンライン」に出展すると発表した。3月23日から26日まで開催予定。

 同展示会は、歯車やバネなどのシンプルな機構の「からくり」を用いて、費用をかけずに製造現場の「ムリ・ムダ・ムラ」を減らした事例を紹介する展示会で、日本プラントメンテナンス協会が1994年から毎年開催している。

 同社は、2011年には最上位の「最優秀からくり改善賞」を受賞、近年は国内外のグループ会社と合同で出展するなど、「モノづくり企業の人材育成」の一環として注力している。今年は、部品の検査と組付けを1回の動作で可能にする治具「すべってく見つけ」、かんばん照合の簡素化に加え、かんばんの投入/抜き取りを円滑にするホルダー「指差し呼称ホルダーSD」、離型紙上の不織布を剥がしやすくする治具「めくるんです」、歯車の機構を活かした治具で、部品の取り出しを補助する「RI-VET」、レバーを持ち上げると定量の部品を取り出し可能な「パラパラポン」の計5作品を出品する。

 

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