東拓工業(大阪市西区、豊田耕三社長)の20年度は、売上・利益とも前年度を僅かに上回る見込みとなった。ただ、利益面はコロナ禍での経費減少などもあり、「手放しでは喜べない」(豊田社長)状況にある。
分野別では、工業用ホースはコロナ禍の影響を最も強く受け、20年度売上は前年度比2桁近い減収となる見通しだ。コロナ感染拡大により、製造業の設備投資意欲が全般的に弱含みとなったことが大きな要因として考えられるが、その中でもIT・半導体向けだけは堅調に推移した。
一方、電設資材の売上は堅調。再生可能エネルギー関連
2021年03月22日