住友ゴム工業は3月18日、同社子会社であるダンロップゴルフクラブが、厚生労働大臣より子育てサポート企業として、「くるみん認定」を取得したと発表した。
ダンロップゴルフクラブは、2015年以降、出産・育児にかかわる諸制度の整備や啓発活動を行い、育児休暇を取りやすい職場環境づくりを進めたことで、同年以降、女性社員の育児休業取得率が100%になった。また、2020年には、初めて男性社員が育児休業を取得した。
ダンロップゴルフクラブが実施している子育て支援に関する主な取り組みとしては、「小学校就学の始期に達するまでの子を養育する従業員に対して、短時間勤務制度を導入」「人事担当者が個別に制度の説明や給付金の手続きなどを行い、休業から復帰までを一貫してサポート」「近隣企業が主導で運営している企業型保育施設の共同利用により、仕事と子育ての両立を支援」などが挙げられる。
なお、親会社である同社は、2009年にタイヤ業界初の「くるみん認定」を取得、2019年には女性活躍推進企業として「えるぼし」2段階目の認定を受けたことに続き、2020年11月には「えるぼし」3段階目の認定を受けている。
同社グループは、今後も引き続き、子育て支援やその他、仕事と家庭の両立を支援する「ワークライフバランス」を積極的に推進し、従業員一人ひとりが尊重され、働きやすい職場環境づくりを進めていくとしている。