ブリヂストンは3月23日、「エコピアの森 防府」プロジェクトの活動を2026年3月まで継続すると発表した。
「エコピアの森」プロジェクトは、同社の環境に関する取り組みの一つで、工場など国内事業拠点の周辺に森林整備区域「エコピアの森」を設け、地域社会と共同で間伐などの森林保全活動を推進している。
同社は、2009年7月の中国・九州北部豪雨による土石流災害を受け、同社の防府工場が所在する山口県防府市において、災害復興の目的で防府市と連携し、2011年2月より防府市大字上右田地域での森林整備活動を継続している。今回、第2期目の契約期間満了を迎え、防府市、山口県中央森林組合と新たに協定を締結し、2021年4月から2026年3月までの期間において同地域の森林保全活動を実施する。
同社グループは、「環境」を、グローバルCSR体系「Our Way to Serve」の3つの重点領域の1つとして位置付けている。持続可能な社会の実現を目指し、2050年以降を見据えた「環境長期目標」を掲げ、グループ全体で環境課題の解決に貢献する様々なソリューションを提供することにより、社会価値と顧客価値を創造していく。同プロジェクトを継続することで、生物多様性ノーネットロスの実現を促進し、引き続き従業員と地域のステークホルダーと共同で、自然と共生する社会の実現に貢献していくとしている。