テレワーク講演会を開催 豊田合成、多様な働き方推進

2021年03月30日

ゴムタイムス社

 豊田合成は3月26日、多様な働き方の推進と業務の効率化をねらいに、25日に「テレワーク講演会」を開催したと発表した。役員や管理職など約130名が参加した。

 同社は、主に育児や介護などを行う従業員を対象に実施していた在宅勤務制度を、2021年1月から事技職の全従業員に対象を拡大し、「テレワーク制度」として新たに導入した。工場や技術センターにサテライトスペースを設置し、職場や自宅からの出張と組み合わせて活用できるようにしたほか、一日の中でテレワークと職場勤務を併用できるようにするなど取得条件を緩和することで、一人ひとりが柔軟に働くことができる職場の実現に向けた環境を整えている。

 今回の講演会は、総務省テレワークマネージャーとして制度の推進に携わっている家田佳代子氏(ジョインCEO)を講師に迎えた。家田氏は、テレワークを推進することによる企業のメリットやマネジメント上の課題などを、他社事例を交えて紹介した。

 同社は今後も、従業員一人ひとりが最大限に能力を発揮し、付加価値の高い仕事に注力できる環境づくりを推進していくとしている。

 

講演する家田佳代子氏

講演する家田佳代子氏

同社事業所のサテライトスペース

同社事業所のサテライトスペース

 

関連キーワード: ·

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー