TOYO TIREは4月1日、2021年度入社式を開催し、清水隆史社長があいさつを行った。
清水社長は、「本日より、TOYO TIREグループの一員として、新たな挑戦を始める皆さんにお願いしたいことを3点、お伝えする」と紹介した。
1つ目は、「新しい挑戦を恐れず、そのために原理原則をしっかり学ぶこと」。2つ目は、「お客様に誠実に、そして期待を超えること」。3つ目は、「主体性を持ち、連携を大切にするということ」。この3点は、「皆さんの先輩方にも入社時に伝えており、それぞれ、働くうえで意識していただきたい普遍的なものであり、どんな時も心に留め置いてほしい」と語った。
続けて、「当社は、新しい中期経営計画『中計’21』を2月25日に発表した。これは、将来を見立てることが難しい時代環境のもとでは、すべてを新しく大きく拡大するのではなく、自分たちのリソースをフル活用して持てる力を最大化し、『質的な変革による成長』を目指すべきとの考えに基づいて策定した。さまざまな社内機能の連携によって、変化に対して迅速かつ柔軟に適応する力を強化したいと考えている」と述べた。
最後に、「TOYO TIREのコーポレートカラー、ブランドカラーは『青色』だが、青は挑戦者を表す色であり、『青い炎』というのは赤い炎よりも高温で燃えることも知られている。そうしたことから、青色を『内に秘めた情熱を表す色』としてとらえ、昨年から『青を灯せ』というメッセージを発信している。皆さん一人ひとりも情熱の青い炎を持っているはずだ。今後事あるごとにその情熱を呼びさまし、挑戦を続けてほしい」と呼びかけ、あいさつを終えた。