初の日本人社長に須藤氏　日本ミシュランタイヤ新社長　

　日本ミシュランタイヤは、４月１日付で須藤元専務執⾏役員を代表取締役社長とする人事を発表した。須藤氏は日本ミシュランタイヤ発足以来、初の日本人社長となる。１９９９年入社後、２回の中国赴任でアジリティ（機敏性）を経験し、海外の業界事情にも精通。ミシュラングループが掲げる顧客中心主義や地球・人・利益の持続可能性に貢献する精神を礎に、「２０５０年までにタイヤをすべて持続可能にする」というグループの取り組みを引き継ぎ推進していく。
　須藤新社長の経歴は１９７１年 ６月10 日（49 歳）。１９９４年 室蘭工業大学電気電子工学科卒業。１９９９年３月同社入社、２００２ 年10 月中国ミシュランタイヤ、直需タイヤセールスマネージャー、２００８年 １月日本へ帰任、直需タイヤビジネスビジネスアナリスト、２０１０年 １月直需タイヤ名古屋セールスマネージャー、２０１１年10月直需タイヤ名古屋オフィスマネージャー、２０１５年１月直需タイヤ東京兼名古屋オフィスマネージャー、２０１６年 ４月中国ミシュランタイヤへ赴任、副総監、直需セールスダイレクター、２０２０年８月同社 Ｂ２Ｃ 事業部（乗用車、商用車、２輪）専務執⾏役員、２０２１年４月同社代表取締役社長 就任（現職）。
　なお、２０１５年から社長を務めたポール・
ぺリニオは、東アジア・オセアニア地域（中国除く）の Ｂ２Ｃ営業責任者となる。ぺリニオはタイに転任し、日本を含むより広範エリアの乗用車・商用車・２輪営業部を統括する。

須藤元新社長