北海道工業用ゴム製品卸商業組合は4月1日、3月18日開催の臨時総会において3月30日をもって解散することを決議したと発表した。
同組合は、1980年4月23日、前身の北海道ゴム・ベルト商業会(1960年設立)を解散し設立された。以来40年間、講師を招いての講演会や時代に則した研修会、メーカーによる商品説明会、会報の発行などの活動を行ってきた。
2005年を過ぎた頃から退会者が徐々に増え始め、会員確保が難しい時期が続いた。現在の会員数で組合維持に努力を重ねたが、この度の新型コロナウイルスの感染拡大によって新会員の加入は益々困難な状況となり、解散に至った。
同組合の田中伸二理事長は「本組合の発展にご尽力され精励された諸先輩方には、大変申し訳なく心苦しく思っている。この歴史に幕を閉じることになるが、40年間歩んできたこの組織に改めて感謝の意を表し、組合員、賛助会員の皆様および各関係機関の皆皆様の益々のご発展をお祈り申し上げる」と述べた。