ブリヂストンは4月5日、レクサスが3月に「LEXUS CONCEPT REVEAL SHOW」で世界初披露したEVコンセプトカー「LF―Z Electrified」に、コンセプトタイヤを納入したと発表した。サイズは285/40R22。
レクサスの「LF―Z Electrified」は、2025年を見据えた走りやデザイン、先進技術を備えた、ブランドの変革を象徴するEVコンセプトカーで、EV専用プラットフォームや新しい四輪駆動力制御技術、また電動化技術を搭載することで、ドライバーの意図に沿ったクルマの挙動を実現し、人の感性に寄り添った走りを実現している。さらに、進化するレクサスを示唆するような、シンプルで艶のある先進的な外観デザインが採用されている。
これまで同社は、レクサスとの長年にわたる共働を通じて、レクサスが提供する様々な車両の価値の実現に貢献してきた。今回、「LF―Z Electrified」に装着されるコンセプトタイヤは、大きなブロックや路面に切り込むV字型の傾斜溝によってダイナミックな走りを表現するとともに、中央部に周方向に連続した継ぎ目のないブロックを採用することで、車両の荷重を支えながらもEVならではの力強い駆動力や滑らかで快適な乗り心地を演出している。これらの特長を通じ、レクサスブランドの変革や「LF-Z Electrified」の電動化技術によって進化した走行性能を、当該タイヤの革新的なデザインを通じて表現することで、時代やニーズの変化に応じてレクサスが提供する新たな価値の実現をサポートしている。
同社は、「2050年にもサステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供する会社であり続けること」を目指し、引き続きコア事業である足元のタイヤ・ゴム事業の更なる強化と、様々なイノベーションを基盤とした画期的なソリューションの実現を通じて、顧客価値及び社会価値を最大化するとともに、安全・安心なモビリティ社会に貢献するとしている。