ブリヂストンは4月8日、同社の防府工場が、「第18回ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール」の応募作品の中から、近隣の小学校や保育園・幼稚園を対象に、工場独自に設けた賞の受賞作品を決定し、その表彰を実施したと発表した。
ブリヂストングループでは、環境に対する取り組みの一環として、2003年より毎年「ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール」を開催しており、現在まで、延べ58万3941点の作品が寄せられた。同コンクールでは、子どもたちに環境・自然をテーマに絵を描いてもらうことを通じて、大人も含めた多くの人々に環境・自然の大切さを伝えることをめざしている。
防府工場では、近隣地域のより多くの子どもたちに同コンクールへ参加してもらうことを目的に、2010年より地域表彰を実施している。近隣の小学校や保育園・幼稚園を対象に工場独自に「工場長賞」「工場賞」を設定し、今年は過去最高の応募作品総数745点の中から「工場長賞」17点、「工場賞」59点を決定し、3月1日から2日にかけて受賞者の表彰を行った。受賞者には副賞として、図書カードを贈呈した。審査ではテーマに沿った自然への思いが伝わってくるかをポイントに審査した。同社の鈴木防府工場長は「どの作品も大好きな自然が描かれており感動した。これからも自然を大切にしてほしい」とコメントを述べた。
同社防府工場では、同コンクールの地域表彰をはじめ、「エコピアの森 防府」での森林整備活動など、今後も地域に根差した活動に取り組んでいくとしている。