三洋貿易は4月9日、同社の非連結子会社である三洋東知(上海)橡膠の全持分85・9%譲渡のため、大連鵬成投資と3月31日に締結した契約における条件が満たされ、同日付けで譲渡完了したと発表した。
同社は、同社グループの長期経営計画「VISION2023」に向けた企業価値向上の一環として、同社グループにおける事業の選択と集中の観点から、産業用合成ゴム材料を製造している三洋東知(上海)橡膠の持分を譲渡することが最適であると判断した。
同社は今後の見通しとして、2021年9月期への連結業績に与える影響は軽微としている。