住友ゴム工業は4月14日、同社白河工場が、女性社員による独自のユニークな職場改善の取り組みなどを評価され、「日本創生のための将来世代応援知事同盟」から「優秀将来世代応援企業賞」を受賞したと発表した。
「日本創生のための将来世代応援知事同盟」では、加盟各県(17県)から推薦された企業などの中から、子育て支援、女性や若者への支援および働き方改革に対して、独自性や先進性のある取り組みを積極的に行っている企業などを「将来世代応援企業」として表彰している。
同社白河工場では、従業員が白河工場で働くことに満足を得られ、従業員の成果によって白河工場も成長することを目指し、健全な関係を構築するためのワーク・ライフ・バランスの向上、女性の活躍や働き方改革の推進に取り組んでいる。
白河工場の働き方改革に関する主な取り組みとしては、女性チーム「きらり★S―Girls」の活動が挙げられる。女性社員による職場間を越えた活動を通じて働きやすい職場づくりを推進し、女性目線での4S・業務改善、女性案内者による工場見学会、ハラスメント研修・勉強会の企画・開催、社内外施設での季節の飾りを通じた交流などを実施している。
また、働き方改革プロジェクトチーム「4NO宣言」では、以下の4つの「NO」を掲げることで、オンオフのメリハリをつけ、ワーク・ライフ・バランスを推進している。
・「NO!会議」毎週水曜日は会議禁止
・「NO!残業」毎週水曜日は残業禁止
・「NO!メール」毎日17時~翌8時まではメール禁止
・「NO!7時前出社」午前7時前の出社は禁止
同社の面川寿彦白河工場長は、「大変名誉な賞を賜り誠に光栄。日頃の従業員の取り組みを評価いただき感謝している。今回の受賞を通過点と捉え、私たちはこれからも活動を推進し、魅力ある会社、やりがいのある仕事を目指し、働き方改革をリードする企業を目指していく」とコメントしている。
同社は、全事業所において、多様な人、価値観や働き方を認め尊重し、従業員一人ひとりが輝ける風土をつくるとともに、働き方改革を推進し、働きやすい職場環境づくりを進めていくとしている。