ふるさと納税返礼品に採用 豊田合成のオリジナル商品

2021年04月15日

ゴムタイムス社

 豊田合成は4月13日、同社の主力製品であるエアバッグやハンドルの生産時に発生する廃棄物(端材)を用いて製作したペンケースやペン立てが、岐阜県美濃加茂市のふるさと納税の返礼品に採用されたと発表した。

 同社はSDGs経営の取り組みとして、材料調達から廃棄までの一連の生産活動における環境負荷の低減に注力しており、廃棄物のさらなる低減に向けて、自動車部品の生産時に発生する端材などを加工して商品化し、オリジナルブランド「Re―S(リーズ)」として販売している。今回、エアバッグの生地やハンドルなどの本革の端材と、同社が美濃加茂市で進めている里山づくり「豊田合成樹守の里」で発生する間伐材を組み合わせた商品を製作し、ふるさと納税の返礼品として同市に販売する。

 今後も同社は、持続的な社会の実現に向けたSDGsの取り組みを推進していくとしている。

 

採用されたペンケースとペン立て

採用されたペンケースとペン立て

 

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