日本ゴム精練工業会(JPMA、野田明志会長)は4月19日、2021年度定期総会をオンラインで開催した。
正会員と賛助会員、メディア含め24社が出席した。
冒頭、野田会長は20年の動向について「新型コロナ感染拡大の影響により、昨年6~9月に需要は底打ち、10月以降から回復の兆しが見られ、今年1~3月あたりから比較的に業績が良くなってきた企業が多いのでないか」と振り返った。
直近の動向では、EPをはじめフッ素ゴム、シリコーンなどの原料は輸送問題や災害などにより、グローバルのサプライチェーンが崩れ、原材料の供給不安があると、ゴム業界の現状について触れた。
野田会長は「現在、新型コロナ第4波の恐れもあり、予断を許さない状況になっている。そのなかで、会員相互の連携や情報交換が行い、変化をチャンスに捉えて難局を乗り越えていきたい」とあいさつした。