横浜ゴムは4月20日、同社のSUV・ピックアップトラック用マッドテレーンタイヤ「ジオランダーM/T・G003」装着車が、3日~4日に米国・ユタ州で行われた「2021 King Shocks Area BFE Beatdown」の4800クラスでワンツーフィニッシュを飾ったと発表した。同レースはオフロードレースの中でも過酷な「ULTRA4 Racing」のウエストシリーズの開幕戦で、4800クラスには20台以上の車両が参戦した。
「ULTRA4 Racing」はウルトラ4ビークルズと呼ばれるオープンバキーによるレースで、デザートコースからロッククローリングまで様々なコースが用意され、悪路でのスピードとテクニック、持久力などがハイレベルで要求される。「King Shocks Area BFE Beatdown」は、岩場が多く高低差のある1周6マイル(約10km)のコースで、4800クラスはこのコースを5周する計30マイル(約48km)で競われた。「ジオランダーM/T・G003」は優れた耐久力と走破性で、Cody Young選手(1位)とDavid Hartman選手(2位)の勝利を足元から支えた。
「ジオランダーM/T・G003」はあらゆるオフロード路面で高い走行性能を発揮するとともに、優れたロングライフ性能を追求、また、オフロード感を強調した逞しくアグレッシブなデザインを実現している。「ジオランダー」シリーズの高いオフロード性能は様々なレースで実証されており、近年は2018年にグアムの「APL SMOKIN’ WHEELS 2018」で優勝、2019年にオーストラリア最大級のオフロードレース「Tatts Finke Desert Race」でクラス優勝、2020年に北米最大級のオフロードレース「Best In The Desert 2020」の最終レース「BlueWater Desert Challenge」で総合優勝している。