大阪ソーダは4月19日、同日開催の取締役会において、2021年7月1日を効力発生日として、同社の連結子会社(100%子会社)である岡山化成を吸収合併することを決議したと発表した。同合併は100%子会社を対象とする簡易吸収合併であるため、開示事項・内容を一部省略して発表された。
岡山化成は、1968年に設立して以降、クロール・アルカリなどの無機工業薬品の製造子会社として事業を行ってきた。今回、無機工業薬品の製造を同社に集約することが同社グループ全体の企業価値向上につながると判断し、同吸収合併を決議した。今後、岡山化成は同社岡山工場となり、水島工場とともに経営資源の一体化を図るとともに、工場一体運営による事業管理及び生産効率化を目指す。
合併の方式は、同社を存続会社とする吸収合併方式とし、岡山化成は解散する。合併に係る割当の内容については、同合併は同社と同社100%子会社との合併であるため、株式の割当てその他の対価の交付はない。合併に伴う新株予約権及び新株予約権付社債に関する取扱いの該当事項はない。また、同合併による同社の名称、所在地、代表者の役職・氏名、事業内容、資本金、決算期の変更はない。
同社は今後の見通しとして、同合併は100%子会社である連結子会社との合併であるため、同社業績への影響は軽微であるとしている。