住友理工は4月26日、「第7回SDGs学生小論文アワード」の募集を6月1日より開始すると発表した。
テーマは「グリーンとデジタルを追い風に社会を変える企業とは」で、応募資格は全国の大学生、大学院生、短大生、高等専門学校生(4、5年生)、留学生。個人または連名(3人まで)で応募できる。なお、社会人経験がある場合は応募不可となる。
論文受付期間は6月1日から8月31日の3ヵ月間で、各賞は有識者や同社社員らによる選考を経て、最終審査会にて決定される。最優秀論文には、賞金50万円が贈られる。同アワードは2014年から毎年開催しており、これまでに国内外から600本を超える小論文の応募があった。同社は今後もこれらの活動を通じて、青少年育成に貢献する活動を推進していく。
新型コロナウイルスによって社会が大きく変容を遂げる中、SDGsの目標年である2030年まで、残すところ10年を切った。SDGsが定めたゴールを達成するためには国際協調が不可欠であり、そのカギは「脱炭素」と「DX」となる。同社では、社会を変革するために、脱炭素とDXを軸にどのような取り組みが必要なのか、今後の社会、環境、経済の変化を踏まえて、学生ならではの独自の視点で具体的な方法を提案して欲しいとしている。