タイヤ4社の21年12月期第1四半期の非タイヤ部門は、住友ゴムと横浜ゴムの2社が増益となる一方、ブリヂストンとTOYOTIREは営業損失となるなど、各社各様の結果となった。
◆ブリヂストン
スポーツ・サイクル事業、米州多角化事業、加工品事業で構成される多角化事業の業績は売上収益が896億円、調整後営業利益は3億円の損失となった。スポーツ・サイクル事業は売上収益が208億円、調整後営業利益11億円、⽶州多⾓化事業は売上収益が92億円、調整後営業利益13億円となった。一方、ベルトやホースなどが含まれる化工品事業は売上収益が589億円、調整後営業利益は29億円の損失で、「利益率は改善傾向を示すも、引き続き事業ポートフォリオの課題
2021年06月08日