東ソーは５月11日、電話会議による決算説明会を開催し、米澤啓経営管理室長が21年３月期連結決算の説明を行った。それによると、売上高は７３２８億５０００万円で前期比６・８％減、営業利益は８７８億１９００万円で同７・５％増、経常利益は９５１億３８００万円で同10・７％増、当期純利益は６３２億７６００万円で同13・９％増となった。
セグメントのうち、石油化学事業の売上高は１３１４億円で同17・４％減、営業利益は77億円で同25・２％減となった。21年度の業績予想は、売上高は１４８２億円で同１６８億円の増収、営業利益は１０３億円で同26億円の増益を見込んでいる。増益の主な要因として、「クロロプレンなど採算性の高い製品の販売が好調になるとみている」（同社）と説明した。
製品別では、ＣＲは20年度の上期は自動車業界の不振により大幅に数量が落ち込んだが
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