住友ゴム工業は5月11日、ダンロップブランドのタイヤを供給するライダーが、5月1日に米国・ソルトレイクシティで最終戦を迎えた「2021 AMAスーパークロス」の全ての階級(「450SX」「250SX EAST」「250SX WEST」)でシリーズチャンピオンを獲得し、12年連続で全階級を制覇したと発表した。
450SXクラスでは最終戦でも優勝し、全17戦中8戦を制した「Red Bull KTM Factory Racing」のクーパー・ウェブ選手がシリーズチャンピオンを獲得。250SX EASTクラスでは安定した走りによりシリーズ全9戦で表彰台に上がった「Monster Energy Star Yamaha Racing 250 Team」のコルト・ニコルズ選手が、250SX WESTクラスでは、「Monster Energy Star Yamaha Racing 250 Team」のジャスティン・クーパー選手が最終戦では9位だったものの、前戦までのポイントのリードにより初のシリーズチャンピオンを獲得した。
AMAスーパークロスは全米選手権の1つで、野球場などのスタジアムに土砂を搬入し造成したテクニカルなコースで争う、世界中にファンを持つオフロードレース。ジャンプ・フープス・鋭いコーナーが連続するタイトなコースでの戦いにおいて、タイヤにはトラクション・制動力・コーナリング力など、高い性能が求められる。AMAスーパークロスにおける12年連続全階級制覇により、ダンロップタイヤの総合性能の高さが証明された。
同社は今後も高性能タイヤを世界中のライダーに提案し、さまざまなライディングシーンを足元から支えていくとしている。