TOYO TIREは5月11日、鈴鹿ツインサーキット(三重県)で15日より開幕を予定しているドリフト競技「フォーミュラドリフトジャパン2021」に参戦すると発表した。
「フォーミュラドリフト」は、日本発祥のモータースポーツであるドリフト競技の代表的な大会「D1グランプリ」などの影響を受けアメリカで生まれたドリフト競技で、フォーミュラドリフトジャパンは、2015年より「フォーミュラドリフト」のインターナショナルシリーズとして日本へ逆輸入するかたちで開催されるようになった。
同社は、モータースポーツへの参画の一環として、昨年に引き続き今年もフォーミュラドリフトジャパンにスポンサー企業として参戦する。昨シーズンは新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、全レースを無観客で開催し、その模様は動画で配信された。全世界から延べ270万回以上の再生が行われ、モータースポーツファンからの注目度が高いイベントとなっている。
今シーズンは、マッド・マイク選手および川島将貴選手に、同社製タイヤ「プロクセスR1R」を供給し、同レースへの挑戦をサポートする。2020年1月に同社ブランドアンバサダーに就任したマッド・マイク選手は、コロナ禍の影響で初戦への参戦は見送ることとなったが、「次のレースではファンの皆様に満足いただける走行をしたい」と強い意欲を表明している。また、川島将貴選手は、今年のD1グランプリシリーズでデビューを果たし、満を持してフォーミュラドリフトジャパンに初参戦する。