三井化学は5月13日、21年3月期期の決算オンライン決算説明会を実施し、中島一取締役常務執行役員(CFO)らが説明した。
IFRS基準による連結売上収益が1兆2117億2500万円で前年同期比10・2%減、コア営業利益は851億4000万円で同17・7%増、親会社所有者帰属する当期利益は578億7300万円で同70・4%増とり、減収増益だった。
中島CFOは「20年は新型コロナウイルスの影響があり、変動の大きな一年だった。上半期は自動車が中国を除きグローバルに減産したが、下半期は徐々に前年並みの水準まで回復。アセアン地区については緩やかに回復した。結果として19年を上回る利益を出すことができた」と総括した。