TPE特集 リケンテクノス オレフレックス等拡販進む  高機能化で海外展開を強化

2021年05月24日

ゴムタイムス社

 リケンテクノスのトランスポーテーションビジネスユニットが生産販売するTPEは、動的架橋型熱可塑性エラストマー(TPV)を中心に、配合加工技術をベースに開発したオレフィン系熱可塑性エラストマーの「オレフレックス」や柔軟性や加硫ゴムに近い圧縮永久歪み特性に優れたオレフィン系エラストマーの「アクティマーG」があるほか、スチレン系エラストマー「レオストマー」などを扱っている。また、各種熱可塑性エラストマーをベースにした機能性エラストマーコンパウンドとして需要分野別に事業展開している。

 20年度の需要動向を振り返ると、下半期に自動車生産が回復した結果、第3四半期は前年同期を上回るほど伸長した。一方、第4四半期は半導体不足などの影響により自動車生産が減少したが、拡販の結果が出ており「全体的にはエラストマー生産は下半期から堅調に推移した。」(同社)という。

 製品別では、オレフレックスやアクティマーGを中心に引き続き拡販活動を推し進め、

全文:約1120文字

関連キーワード: ·

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー