5月10~14日のゴム関連企業31社(本紙選定)の株価はまちまちの展開となり、前週末比で12社が上昇、19社が下落した。5月14日のゴム平均は、前週末比13円77銭安の1668円52銭と反落した。
株価上昇率ランキングでは、1位が三洋貿易で同10・76%高、2位がバンドー化学の同9・10%高、3位がフコクの同2・74%高となった。
主なゴム企業の株価を見ると、タイヤ4社ではブリヂストンが同91円高の4632円と続伸、住友ゴム工業が同32円高の1424円と続伸、横浜ゴムが同7円安の2115円と反落、TOYO TIREが同3円高の2094円と続伸した。
自動車用ゴムでは、フコクが同21円高の787円と反発した。
合成ゴムでは、JSRが同55円安の3310円と続落、日本ゼオンが同60円安の1682円と反落した。
産業用ゴムでは、バンドー化学が同68円高の815円と続伸した。
その他では、三洋貿易が同118円高の1215円と続伸した。同社が11日に発表した21年9月期中間決算は車関連商材を中心に、販売が国内外で好調で、業績は当初計画を上回る水準で着地。これを受け、1通期業績を上方修正したほか、中間配当額も増額した。これが好感され、13日には一時1260円を付けて年初来高値を更新した。[/hidepost]
2021年05月18日