医療・ライフ事業は横ばい 朝日ラバー決算説明会開く

2021年05月24日

ゴムタイムス社

 朝日ラバーは5月24日、オンラインで21年3月期決算説明会を開催し、渡邉陽一郎社長が説明した。

 売上高が64億8700万円で前期比13・4%減、営業損益は9200万円、経常利益は1800万円で同94・7%減、当期純利益は1億1300万円で同10・2%減となった。
 渡邉社長は「期初から新型コロナウイルス感染症の影響の拡大による受注減により、減収減益となった。2020年末から自動車市場の回復を受け、自動車向けゴム製品の受注が回復しはじめる一方で、医療用ゴム製品の一部で在庫調整があった。セグメント別では、医療・ライフサイエンス事業は横ばいだが、それ以外の事業は約15%減となった」と総括した。

 また、2月13日に東北地方で発生した地震により、福島工場の建屋の一部を補修し、災害による損失として特別損失を2300万円計上し、特別利益を受取保険金として2100万円を計上した。

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