住友ゴム工業は5月25日、テニスコート用砂入り人工芝の代名詞である「オムニコート」ブランドから、新製品「オムニコートXPH」を同日より発売すると発表した。
「オムニコート」は1983年の発売以来、自然なボールバウンドと足腰にやさしいプレー性で、幅広いテニスプレーヤーのフットワークを支えてきた。数多くの国体やインターハイの会場へ採用されるとともに、全国各地の公共や民間のテニスコートにも多数採用され、国内におけるテニス競技の普及に貢献している。
「オムニコートXPH」は耐久性、プレー性が長期間安定した砂入り人工芝で、「高耐久性を兼ね備えたヤーン(原糸)を採用し、ヤーンのマイクロプラスチック化抑制に貢献。ヤーン単体の耐久性が同社従来品(オムニコートXP)の1・4倍にアップ」「網目状(ハニカム構造)のヤーン採用により、目砂の捕捉性が向上」などの特長をもつ。ヤーン採用に関しては、環境省が展開する「プラスチック・スマート」にも登録されている。