三井化学が生産能力増強決定 高屈折メガネレンズ材料MR

2021年05月28日

ゴムタイムス社

 三井化学は5月27日、同社が世界をリードする高屈折メガネレンズ材料(製品名「MR」)の生産能力増強を決定したと発表した。

 世界における高屈折メガネレンズの需要は、アジアでの高機能品を求める層の拡大、北米でのポリカーボネート素材からの置き換え需要などから長期的に成長する見込みとなっている。同社も、それらの需要拡大にこたえるべく、既存プラントを有する同社大牟田工場にて設備を増強することを決定した。なお、新プラントは、2023年下期の商業運転開始を予定している。

 同社は、これからもビジョンケア材料事業を通じ、「視界品質QOV(Quality of View)」をコンセプトに、視力矯正から、目の健康と快適さまで、より良い視界を追求する製品開発に取り組んでいくとしている。

 

大牟田工場全景

大牟田工場全景

 

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