ブリヂストンは5月28日、ヤマハ発動機(以下、「ヤマハ」)が19日に発表したスーパースポーツの新型二輪車「YZF―R7」の新車装着用タイヤとして、「バトラックス・ハイパースポーツS22」を納入すると発表した。タイヤサイズは、フロントが120・70ZR17M・C(58W)、リアが180・55ZR17M・C(73W)
新型「YZF―R7」は、「Fun Master of Super Sport」のコンセプトのもと、最新スーパースポーツのスタイルと、スポーティなハンドリングを調和させ、幅広い技量のライダーが「扱いきれるスーパースポーツ」を目指したモデルで、欧米で先行発売された。日本では、2021年の冬以降に発売される予定となっている。
これまで同社は、ヤマハとの長年にわたる共創を通じて、ヤマハが二輪車を通じて提供する様々な価値の実現に貢献してきた。今回、「YZF―R7」に装着される「バトラックス・ハイパースポーツS22」は、同社の高い技術を結集した「断トツ商品」の1つとなっている。「バトラックス・ハイパースポーツS22」は専用のトレッドゴムを採用し、さらに剛性を最適化することで、高いドライグリップ性能と軽快なハンドリング性能とともに、優れたウェット性能を確保している。市街地、高速道路、ワインディング路からサーキットでのスポーツ走行など様々なシーンで、「YZF―R7」のクールで楽しい走りに貢献する。
同社グループは、「2050年にもサステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供する会社であり続けること」をビジョンとして掲げ、中期事業計画を推進している。その中で、コア事業であるタイヤ・ゴム事業の更なる強化に向けて、新たなモビリティ・サステナビリティを見据えた「断トツ商品」の開発を積極的に進めている。今後も同社は、様々な車種の性能・魅力を最大限に引き出す新車装着タイヤの開発を通じて、安心・安全で楽しい、持続可能なモビリティ社会の実現に貢献していくとしている。