ニュル24時間に参戦 TOYO TIRE

2021年06月01日

ゴムタイムス社

 TOYO TIREは5月31日、2021年6月3日から6日にかけて、ドイツで開催される「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」(正式名称「49th ADAC TOTAL 24h―Rennen」)に参戦すると発表した。

 ニュルブルクリンク24時間耐久レースは、世界で最も過酷な耐久レースのひとつと言われている。同レースが開催されるニュルブルクリンクは、ラインラント=プファルツ州(ドイツ)のニュルブルクに位置する全長約25kmのサーキットコースで、GPコースと呼ばれる通常コースと、300mの高低差に加えて170ヶ所を超える変化に富んだコーナーが出現する北コース(ノルドシュライフェ)がある。20kmほど続く北コースは山間部特有の急な天候変化に見舞われやすく、このコースを24時間走る同レースには、その過酷さから、自動車やタイヤの総合的な性能を追求する場として多くのメーカーが参戦している。

 同社は、昨年パートナーシップ契約を締結したNOVEL(以下、「NOVEL Racing」)とともに、今年も同レースに参戦する。昨年に続き、NOVEL RacingとRing Racingが投入する「トヨタスープラGT4」と「レクサスRC F」向けにタイヤを開発、供給し、その挑戦へのサポートを通して、TOYO TIRESブランドの訴求を図る。

 同レースの前哨戦にあたる今年の「ニュルブルクリンク耐久シリーズ」において、同社は、サポートする「トヨタスープラGT4」が第2戦でクラス2位に、「レクサスRC F」が第3戦でクラス1位に入賞するなど、幸先の良い成績を獲得している。

 同社はモータースポーツ活動を通じて、過酷な条件の走行から得られるデータや経験を商品開発に活用し、高品質、高機能なタイヤをグローバルに提供していくとしている。

 

「トヨタスープラGT4」

「トヨタスープラGT4」

「レクサスRC F」

「レクサスRC F」

 

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