世界第2位の合成ゴムメーカーであるニジネカムスクネフテヒム社(ロシア・タタールスタン共和国以下、NKNK)はこのほど、タイヤ用に需要が急速に増えているSSBR(溶液重合スチレンブタジエンゴム)の生産を開始した。
5月26日には、オープニングセレモニーを開催し、タタールスタン大統領も出席した。
NKNKの生産能力は年産6万tを誇っており、アスファルト改質剤などの用途で使用される熱可塑性エラストマー(SBS)も併産している。SBSのなかには、自家消費分も含まれることから、NKNKは稼働開始直後から高い稼働率が見込まれるという。
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